河北省石家庄 家乡赵云有一张娃娃脸
中国のことだから、日本よりもずーっと進化が早いし、すでに変わっているかもしれない。
もう15年ぐらいも前の話。
河南省の郑州から河北省の石家荘に移動してきた。河北省は北京や天津の周囲を取り囲む大きな省である。省都は北京の南に位置する石家荘市である。近くには来てみたものの取り立てて観光する場所もあまりない感じであまり訪問する日本人のいないかもしれない。名物はロバの肉のハンバーガーであるが、味と食感はコンビーフに近いと思った。
比較的近くに趙雲の里という景勝地があることがわかり、行ってみることにした。雪がけっこうしんしんと降ったりする寒い日だった。市内からバスで30~40分ぐらいだったと思う。
ときおり雪も強く降ったりして歩いている人もまばらだった。
昭雲寺の長い参道
訪れた人の参拝の様子 北京オリンピックのキャラクターバッグですねえ
お寺の中には巨大な先手観音菩薩像(名称違っていたらすみません)
大きな先手観音菩薩のまわりには回廊があり近くで見学させていただくことができます。中国で説かれた千手観音の経典を、遣唐使時代の僧侶が日本に教えを持ち帰ったそうです。
厳かな気持ちのになったところで、趙雲さまにご対面
いよいよ、主人公とのご対面
おまたせしました。勇猛果敢でかつ冷静沈着な武芸の達人 趙雲様です。
私だけかもしれませんんが、ちょっとかわいい感じもします。
初見、違和感もありましたが、ずーっとみていると言い伝えを忠実に再現しているようにも思えてきました。
多分若いころのイメージなんでしょう。 成都には老齢なのか髭を伸ばした像がありますね。当時としてはかなりの長寿でございます。
劉備、関羽、張飛との4人ショット
上のほうの趙雲像にかけられた赤い布に署名があるのがわかるだろうか。
いっぱいの人が過去に訪問して名前を残していったのである。
堂内でストーブにあたっていたおば様より 『あんたどっから来なさった』
「東京だよ日本の」 『寒いなかよく来なはったね』
『せっかくだから、名前を書いていったらどうじゃ』 「よいかね、じゃ書くね」
私言われるままにさらさら、名前を書く
『ほな、これで』 おばさん 布の下からなんか書いてる札を取り出す。
札には次の記述が 署名一人10元
「えーっ 騙しじゃね(笑)後出しはずるいよ」 普通に考えると中国に無料なサービスはないわな。
わかったわかった払いますよ。知道了! じゃー写真撮ってということで
一人旅行で滅多に自分写真は撮れなかったのですが、おかげで1枚残りました。( ´∀` )